あまり知られていないことですが、タクシーやハイヤーといった旅客自動車の検査証の有効期間は1年間です。更新のタイミングで発煙筒、停止掲示板、停止表示灯が搭載されているかを確認するようにします。更新して時間が経っていなくても、故障は常に生じ得ます。ですから異常に気付いた時はすぐに運転を中止しなければなりません。運転の中止は乗客が居ても、躊躇することなく行わなければなりません。また、故障車の駐車時は、必要な措置を取ることを心掛けます。

 故障の中でも重大なものは、ハンドルやーブレーキに関するものです。これらの異常を放置して運転を続けると、大事故が生じかねません。乗客の指定する目的地が近いからといって、運転を続けることがあってはなりません。乗客に対しては代車を手配するなどして、納得してもらうことが大切です。乗客を無事代車に乗せることが出来れば、故障車は安全な場所に移動させて、後続車に迷惑を掛けないようにします。特に走行自体が不可能に陥った場合、速やかに安全な場所まで移動させなければなりません。移動させることに成功すれば、プロの修理業者、補給業者に依頼するようにします。彼らが到着するまでは、ボンネットやトランクを開けて、停止標示機材、赤旗を取り出して準備します。これらの機材を用いて後続車に知らせなければならないからです。特に夜間の場合、非常点滅表示灯、尾灯を点けることが求められます。

 こうした措置は一般道路でも速やかに行われなければなりませんが、高速道路では更なる注意を要します。まずは路肩や路側帯に駐車することに心血を注ぎます。成功すれば、停止標示機材を後方に置くことが義務付けられています。

こうした大事なことはおそらく教習所や合宿免許先でも聞くことがあるのではないでしょうか。

疎かにせず、しっかり耳を傾けましょう。